みんな大好き!川崎・小田銀座商店街 <マイロードおだ>
トップページへ>>
マイロードおだには、個性豊かなお店がたくさんあります。その中からランダムに選んだお店の店主さんにスポットをあててお店のことや、小田銀座のことなど、お話を伺っていきたいと思います。
大塚さんのお店はいつも賑わっています。今日はその秘訣を伺いたくインタビューさせてもらいますのでよろしくお願いします。
こちらこそ、どうぞお手柔らかに(笑)お願いします。
まず、大塚さんが常日頃心がけてらっしゃる事って何ですか?
そうですね。食品類を商う立場の者として、まず身ぎれいでいる事でしょうか。
みぎれい…。といいますと?
はい、まず、自分が身奇麗。そして商品が身奇麗。
陳列している容器を奇麗にする。味噌漬け、粕漬けなど、汚れやすい物をさっと新しい物に入れ替える。器はすぐに拭く。
私が中学生の頃の思い出なんですが、ある時先生にどういうわけか気に入られた時があって自分の弁当を差し出してくれたんです。当時としては物がない時代です。とても有難いはずだったんですが、先生の弁当を見てちょっと嫌な感じがしました。
なぜですか?
はい、食べかけた後で汚れてたんです。先生にすればかわいい生徒に対する愛情ですよ。しかし、私はとっても嫌だったんです。今でもバイキングとかで皆さんがとったあとの皿に残った食べ物のイメージは敬遠しますね。
人は、汚れたもののところには集まりません。だから、私は容器にこだわるようになりましたよ。ごちゃごちゃ並べないで、商品を絞ってキチットしていいものをおく。余裕を持って陳列するってことですかね。
なるほど、他に心がけてらっしゃる事は?
あか抜けている事とアクションが大事ですね。ぼやっとして客待ちしてはいけない。陳列でも流し洗いでも何でも良い。何かをしていることですね.お客さんには常に見られているんですよ。お客さんは歩いているからけど見ている。見てくれているから何かしら動いている方が良いんです。
確かに、大塚さんが暇そうにホケッと新聞かなんか読んでるのを見たことがありませんね。(笑)
いえいえ(笑)。私だって自分のコンディションが悪い時もありますよ。
野球でノーヒットノーランやった同じピッチャーが次の当番ではノックアウトする時だってあるじゃないですか。自分も感情の動物ですよ。常に全力は無理です。よく車でも初心者は全力で運転するけど、ベテランは力まないですよね。それと一緒で慣れるまでは修行、訓練ですね。しかし集中力を切らしてはいけない。物を商う事に全神経を集中する。お客さんが来た時にさりげなく、すばやく客の目線を見る。お客がどこをみるかそれを見てるわけです。それに対して、客の泣き所、欲してるところを言葉にする。何を聞きたがってるかを察して、商品の良いところを一点でも良いから、こうだからおいしいんだと、言葉にする。あまりくどくどは言わないようにしてます。
うーん、さすがです。絶妙の間合いですね。儲けの事は考えないんですか?
やはり、早く処分したいからとお客様に売るのは避けたいですね。店側が売りたがっていてはダメです。ましてや自分の利益のことを考えてはいけない。お客さんの立場を考える。仮に賞味期限が迫ってどうしても売りたいくらい原価を割ってうんと安くしますよ(笑)その人たちにこちらの都合を押し付けたらいけないんです。良い物が買いたいという人と安い物がいい人といろいろいらっしゃいます。
よくわかりました。具体的な言葉の中にも、やはり筋が一本通ってる方だからこその説得力を感じます。こころがけについてもう少し語っていただけないでしょうか?
私は商人として、商売の道を勝手に斯道(しどう)とよび位置づけています。
しどう?
はい。斯道。
日々刻々、反省に始まり、そして謙譲につとめる。対人に親切であれと言う事です。過去に多くの人々が教え諭されてきた事でありますが、その通りであり、それしかないと思います。
深い言葉ですね。
はい。私なんか未だに修行中の身であり、到底偉そうなことをいえる状況にはありませんが、高い峯に向き合い、麗でうろうろ第一歩を踏み出したくらいと自覚しております。
ありがとうございました。
次回は大塚さんの生い立ちについてお聞かせ下さい。
<お問い合わせ先>
小田銀座商店街協同組合 〒210-0847 神奈川県川崎市川崎区浅田2-1-6
TEL: 044-322-7423